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以下参考です。

1 平面図の確認。
  道路台帳の附図か実測図か確認。
   附図の場合は基準点が記載されているか確認。
   基準点等がある場合は座標値を提供してもらう。
     附図の基準点間は位置関係が合わないことが多いので
     いずれかの点を基準にしてその他1点を方向のみ合わせる。
   実測図の場合は発注者へ基準点等の資料の有無を確認。

2-1 図面に基準点や図根点がないがトンボ(座標軸)が記載されいる。
   出来るだけ座標系を合わせるため、GNSS機器の単点観測で
   与点となる基準点を起終点に2点ずつ設置する。
   精度が気になる場合はスタティック観測を行う。

   その後結合トラバース測量を行い閉合比で精度の確認を行う。

   念のためトラバース点から図面に記載されている構造物等を
   観測して位置関係の確認を行う。

2-2 図面に座標の基準となるものがない。
   現地で適当に基準点を設置して開放トラバース測量を行い、
   図面に記載されている構造物等を観測してCAD上で位置合わせを
   行う。

3 道路の場合は線形を作成したいので、現地で道路中心線や
  外側線、路肩構造物を観測する。
  中央分離帯がある場合は中央分離帯や側帯も観測する。

  直線区間なら10mピッチ、曲線区間なら5mピッチで
  観測して中心線の特定を行う。

  曲線の前後の直線部も観測して線形を組みやすくする。

  あと、コントロールポイントになりそうな箇所の位置や
  標高を観測しておく。

4 起終点及び中間点にKBMを設置する。
  GNSS機器で観測した点の標高値をもとにKBMを設置する。
  KBM間はレベルで往復観測を行い精度を確認する。

5 道路の中心線形が決定したら中心杭の計算を行う。
  必要な中間点があれば合わせて作成する。

6 現地に設置した基準点から測点を測設する。
  横断測量の方法にもよるがTSを横断線上に設置するなら
  方向杭も設置しておく。

  快速ナビなら任意の点から横断方向上を観測できると
  思うので方向杭が不要なら設置しない。

7 道路中心点を設置後にレベルで縦断測量を行う。

8 快速ナビを使用して横断測量を行う。

9 現況の縦断面図と横断面図を作成する。

10 求められている内容に応じた縦断計画と横断計画を作成。

11 大まかな構造図の作成と留意事項をまとめる。
  可能なら計画案を2案以上作成し概算工事費を積算する。

12 発注者と協議を行う。
  片方の案を捨て案として「推し」の案で協議をまとめる。
  計画案を採用してもらうにあたり、工事費の増減や
  工期の延伸等についても協議しておく。

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