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No.22-58 第27回リーダーを目指す技術者倫理セミナー グローバルな競争下における「ゼロリスク思考」を考える

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No. 22-58 第27回リーダーを目指す技術者倫理セミナー
グローバルな競争下における「ゼロリスク思考」を考える
(技術と社会部門,人材育成・活躍支援委員会 合同企画)

■協賛(予定)日本技術士会,日本建築学会,土木学会,電気学会,日本化学会,化学工学会,電子情報通信学会,精密工学会,自動車技術会,計測自動制御学会,日本ロボット学会,可視化情報学会,ターボ機械協会,日本計算工学会,日本航空宇宙学会,日本塑性加工学会,日本鋳造工学会,日本マリンエンジニアリング学会,溶接学会,日本船舶海洋工学会,日本航海学会

本セミナーはZoomを利用してオンラインで開催いたします。

■開 催 日 2022年 7月 23日(土)9:30~15:30
■会  場 Zoomを利用して開催します。(ミーティングIDとパスワードは参加登録後にご連絡します)

■開催趣旨
私たちは、日本における日々の生活が世界各国と比べてみたとき、豊かであり安全であると理解するでしょう。しかし、毎年のように起こる船舶の事故、電車やバスの事故、遊具施設の事故などのニュースを耳にするたびに、不安を感じずにはいられません。これらの事故の原因は、設備・システム設計の問題、点検の不備や誤操作といったヒューマンファクターであったりしますが、概ね、安全上は許容できるレベルに近づいています。しかし、多くの人は「安全・安心」という概念で、すべての事故を無くすことを求めています。つまり、一定の安全レベルに達していることを理解した上で、リスクと向き合っているのが実態ではないでしょうか。例えば、交通事故で年間約2,000人が死亡していますが、自動車の持つメリットと自動車のないことによる不便さとのバランスを考慮して自動車を許容しています。最近では、「COVID-19」感染症の感染拡大によっても生産活動や経済活動が大きな影響を受けています。人々は当初は少しの感染症の発症も許さない認識でありましたが、コロナ禍が2年半にわたって継続した結果、「Withコロナ」という認識に変わってきています。
ISO/IECガイド51では「許容できないリスクのないこと」を安全と定義しており、海外では一定のリスクを許容した上で技術構築がなされています。これまで、技術者は、社会の要請であるゼロリスクへ近づけるための技術を追求してきたといえるでしょう。グローバル化が進む現代において、日本企業が国際競争に生き残っていくには、「ゼロリスク思考」を見直し、「リスクとベネフィットとのバランスによる判断」へ移行を進める必要があるでしょう。このとき、リーダーを目指す技術者は、社会あるいは政府にどのように説明し、どこまで理解してもらえば良いのでしょうか。また、どのように行動すれば良いのでしょうか。
今回は、グローバルな競争下における「ゼロリスク思考」の見直しについて皆様と一緒に考えてみたいと思います。
セミナーで検討する具体的な討議課題としては、
「グローバルな競争を考えると、『ゼロリスク思考』の見直しが必要である。このとき、リーダーは、どのように行動すればよいか」
について、皆さんと議論を深めたい。是非奮って参加をお願いいたします。

なお、セミナーでは、次の手順により議論を進めます。
1.事前に配付された資料による自主学習。
2.「テーマおよび論点」説明。
3.グループ意見交換において、自分の意見を明らかにする。
4.パネル討論において意見を述べる場合は、自分の立場を明確にして議論する。
事前に配付する資料を読んで頂いて、参加されることを前提とします。

■プログラム(演題は予定です)
9:30~9:35/セミナーの趣旨説明,本日の進め方
国士舘大学理工学部 教授 技術士 大髙敏男
9:35~10:20/ゼロリスク思考を考える ~どこまで安全を目指すか~
東京工業大学 環境・社会理工学院 特任教授 中村昌允
10:20~10:40/安全・安心」と「安心・安全」の違いを事例から検証する
オカダ・アソシエイション 技術士 岡田惠夫
10:40~11:00/「ゼロリスク思考」批判のリスク 〜リスクとの付き合い方をどう伝えるべきか〜
中央大学理工学部 教授 寺本 剛
11:00~11:20/ゼロリスクと不連続 ~医療分野におけるリスク~
KoPEL 小西技術士ラボ 小西義昭
11:20~11:40/事例検証:自動車衝突安全にみるリスクとベネフィット
福山大学 関根 康史
11:40~11:45/今後の進め方
12:00~12:40/グループ討論
12:40~13:30/昼休み
13:30~15:30 パネル討論
■討論課題
グローバルな競争を考えると、「ゼロリスク思考」の見直しが必要である。このとき、リーダーは、どのように行動すればよいか
パネリスト:東京工業大学 環境・社会理工学院 特任教授・技術士 中村昌允
オカダ・アソシエイション 技術士 岡田惠夫
中央大学 理工学部 教授 寺本 剛
KoPEL 小西技術士ラボ 技術士 小西義昭
福山大学 工学部 准教授 関根 康史

今回は、「Zoomによるオンラインミーテイング」となります。参加される方は申し込みの際に、メールアドレス、所属、年齢、専門分野をご連絡ください。また、グループ討論は氏名と所属を明らかにして行っていただきますので、氏名と所属を開示することをご了解下さい。

■定  員 30名、定員になり次第締め切ります。
■参加登録費(資料代含) 会員4,000円、会員外5,000円
※ 参加登録費は会員・会員外問わず,いずれも消費税込み(10%)です。
※ 参加登録のシステム利用料として,上記聴講料とは別に220円(税込)をご負担いただきます。
※ ご入金後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので,ご了承下さい。
※ 資料のみの販売はいたしません。
※ 特別員の資格(会員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員の価格となります。
下記申込先フォームの会員資格は「特別員」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい。
※「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.
予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員」としてお申込みください。「無料参加券を利用する」と「コンビニ決済」を選択して申込完了後,担当職員まで「自動返信メール」「行事参加無料券(原本)」をご郵送ください。
※協賛団体会員の方も会員と同様の料金とさせていただきます.協賛団体会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生」を選択し,「通信欄」に協賛団体名をご記載ください。
申込方締切日 2022年7月8日(金)、振込確認後、事前にE-mailで資料を送信いたします。
申込先 https://www.jsme.or.jp/event/22-58/ をご参照ください。

■お申込みの際の注意事項
●参加者による、セミナーの静止画/動画撮影、録音は禁止です。「レコーディング」ボタンで録音すること
は法律で禁止されています。
●新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、視聴される方の安全を考慮し、複数人での視聴ではなく個人単位でのお申込みになります。
●当日発表の音声、スライドの著作権は発表者に帰属します。
●参加費については、必ず2022年7月8日までにご入金をお願いします。ご入金が確認出来た方には視聴用のURLおよび資料をお送りいたします。資料配付は2022年7月15日頃に配布いたします。

■必要なもの
・視聴用のパソコン ※必須
・イヤホンまたはスピーカー(PCに内蔵されているもので構いません)※必須
・マイク(質問をする際に必要となります)
・有線または無線ブロードバンドのインターネット接続 ※必須
■必ず前日までに機材の事前準備・確認を、事前にZoomの動作確認をした上でご参加下さい。
■Zoomの事前テスト方法   以下から各自でご確認下さい。
https://support.zoom.us/hc/ja →ミーティングウェビナー→ 参加と開始

■問い合わせ先 
日本機械学会 技術と社会部門
担当職員:野口 E-mail:noguchi@jsme.or.jp

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