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 (Wikipediaは寄付から成り、執筆者及び文献が明示されず不正確で不十分の為、以下に「土木学会:土木用語大事典、技報堂」、「(社)日本道路協会:道路橋示方書・同解
説 鋼橋編、コンクリート橋編、2002.」他を基に私が補わせて頂きます。)

 (土木では断面力、建築・機械では広義の応力(文献2)として)曲げmoment、剪断力及び軸力を受ける部材を、他の部材に両端剛結合又は一端剛結合・他端hinge結合で
作った構造をRahmenと言う。結合点を節点、節点の近くで切断した部材の端を材端と言う。剛接合の節点ではRahmenの変形前・後で、部材の交角は不変とする。Rahmenは
高次不静定である事が多い(文献1)。

(補足)不静定次数(r)は、
 r=j+s-3m ここに、j:構造物が持つ拘束数,s:地盤と構造物との拘束数、m:部材数
で、r>0ならばr次不静定構造物で、rs=s-3>0の時、外的rs次不静定構造物である。

 Rahmen橋は、Rahmenを主構造にした橋梁で、一般に、橋脚等と一体と成った外的不静定構造とされる例が多く、脚を傾斜した方杖Rahmen橋形式は適用支間が200mを超
えるが、直交の場合以上に複雑な応力度が作用する為、配慮が必要となる。一般に用いられる物は、門形Rahmen橋、V形橋脚Rahmen橋等である。1層多格間Rahmenである
フィレンテ゛ール橋や基礎工の水平力に対する抵抗力が小さい場合に基礎梁や鋼棒等でfooting間を繋ぐtied材を持つ橋等も在る。応力度の検証や局部・全体座屈の照査を行
う。Rahmen橋の支承には、脚柱下端が、回転変位を拘束せず曲げmomentを生じないhingeの場合、一般のtruss橋と同様のpinを用いたり、水平力に対する抵抗が大きい
pivotが用いられるが、埋込みの場合、埋込み端を固定節点と成る様にし、交通による衝突の危険の為に、脚柱断面中にconcreteを充填して耐力を増す等が行われる。
参考文献
1)平嶋 政治・宮原 玄:静定構造の解法、pp84、1988.5 同:不静定構造の解法、pp46、1993.3 2)上野 和之:ヘ゛クトル解析、p150、2010.12.

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