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 いつ頃変更されたか覚えていないのですが、ひび割れ指数自体の算式は変わっていないと思います。発生確率の評価が、昔は甘かったのだと私は認識しております。「ひび割れ指数0.7でも結構ひび割れ出て、漏水するじゃないか!」とかって。0.7だと今ではほぼ100%ですからね。^^;

>ひび割れ指数≧安全係数となっていますが、これは自己収縮を考慮した結果なのか、過去の実績からこのように変化したのか

 匿名さんの質問に対するお答えは、自己収縮を考慮していない、過去の実績だと思います。
ひび割れ指数は解析などから算出した数字、安全係数は1.0〜1.8で構造物の目的や重要度、見栄え、費用対効果などで発注者が自由に決めて良い数字だと思います。今では1未満はOUTと言うことなんですね。(^^ゞ
土木学会図書館の文献検索に確率図の適用性について論文があるようです。取り寄せて調べてみるのもよろしいかと。http://61.199.33.80/jsce/syosi/i1/ID29841.html

 ちなみに、過去に行った施工例ですが、底版に壁厚1.5m、延長20mで壁を打設する解析を行った結果、
 ・高炉セメントB種:温度差40度位、ひび割れ指数0.4
 ・低発熱セメント:温度差20度位、ひび割れ指数0.8
温度差は解析結果から、ひび割れ指数は現仕方書の簡易算定式から求めたもので、FEM解析結果も同様でした。こんな簡単な式で程々の精度のひび割れ指数が得られるなんて驚きです。5年前くらいですが、当時も経済性から旧仕方書の指針を使用しました。実施工は低発熱セメントを使用しましたが、ひび割れは殆ど発生しませんでした。条件が違いますので一概には言えませんが、「現仕方書の発生確率は少し安全側かな」という印象です。

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