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#6772 Re: コンクリートの養生について
前段に寒中コンなのか一般コンなのかということを整理しないとだめです。
コンクリート示方書に各セメントに対する基本的な養生日数が書いています。
最早で2日があると思います。
それに近ずけるために(=施工を早めるために)、何をすべきかを考えます。
具体、セメント種類と養生温度の設定です。
埋め戻し強度というのは、上記養生期間+2日(緩慢な温度降下期間)が過ぎた後、
躯体にかかる荷重(土圧や車両荷重、上載荷重などの死荷重)を考慮して決定します。
脱型強度とは荷重のかからない状態において変状を来さぬ強度のことであり、これと
埋め戻し強度はイコールになりません。
その、計算ができないならば、設計強度に至るまで埋め戻しは出来ないというスタンスで考えないとだめです。
次工程に早く進みたいのは理解できますが、そもそも早く進めたい理由とそうなった原因がどこにあるのかを
考えることも大切です。
発注者の工程管理の甘さや受注者の施工計画の甘さなど、いづれも能力のなさが引き起こす事項ですが、
前者であれば、施工を早める工夫に対し金がかかるなら、相応の要望を発注者に求める必要もあります。
余談、被膜養生は散水を要しない養生方法と言うだけで、施工を早めるアイテムではありません。
全ての事柄は既に示方書などでルールが出来ている事なので、全く難しいことではないと思います。