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まず、現在は一般的に「アル骨」とはいいません。略するのであれば、「ASR」と言った方がプロっぽいです。

>※他の試験(膨張試験等)用の必要寸法のコアは採取不可能でした。
何故でしょうか。
また、膨張試験を伴わず、ゲルの存在を確認できる試験もあります。

>静弾性係数は16.3kN/mm2とかなり低い値となりました。これによりアル骨である可能性は高いと思われます。
静弾性係数以外に何を判断してASRの可能性が高いと判断したのでしょうか。静弾性係数の低下はASRに見られますが、あくまでも一つの現象です。
また、何と比較して低いと判断したのでしょうか。試験は何本行ったのですか。試験の精度もありますし、本当に低い場合は一桁の値がでる場合もあります。

>静弾性係数が低いコンクリートとはどのような状態であるということなのでしょうか?
弾性係数とは、「圧縮強度/ひずみ」なので、端的に言えば、少ない外力でひずみ易くなります。

ASRの疑いがあったとしても、収束している場合もあります。その場合は基本的にASR対策の補修は必要ありません。
もう少し、試験の本数なども考慮して、再考してみては如何でしょうか。

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