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 文意から「実際の重さが変わるわけがない」が正しいとし、重力単位系からSI単位への換算は、Newtonの法則により「質量m[t]の物に働く重力はm[t]・g[m/s^2]=mg[kN](ここに、g:重力加速度≒9.80665[m/s^2])」と定義され、SI換算係数である重力加速度の桁数は換算値(ここでは水の密度)の有効桁数に合わせます。「(社)日本道路協会:道路橋示方書」では通産省(現 経済産業省)による、当通達どおりです。
 「トンネル標準示方書」では、設計に用いる土圧のばらつきは、SI換算係数の桁数を2桁(9.8)から1桁(10)に丸めることによる誤差よりも大きいため、、1[tf]=10[kN](単位体積重量は1[tf/m^3]=10[kN/m^3])にしていると地中構造が専門の教授から聞きました。私は海底地盤のシールドトンネルについて、「理科年表」により、安全側に海水の密度の最大値から10.5[t/m^3]×10[m/s^2]=10.5[kN/m^3]を換算した静水圧に対して設計してきました。

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