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#4943 Re: コンクリート張工の伸縮継目における鉄骨の処理について
H鋼を縦に、2m間隔とかで配置し、それが施工時に横倒れしないように
溝形鋼でつないでいるということでしょうか?
構造のイメージがわかない中での意見となりますが、
①まず、防食していない溝形鋼を目地部分ででも露出させると、錆が進行し、
将来的に内部の鉄筋が錆により膨張してコンクリートの剥離・剥落につながることが懸念されます。
②また、構造物全体の膨張、収縮に対応する必要があるため、一般的には無筋構造物であれば10m間隔、
鉄筋構造物であっても20m間隔で目地を設ける必要があります。
①、②より、今回の構造でも、溝形鋼を「縁切」して目地を設ける必要があると考えます。(法枠等にも全て目地が入っています)
よって問題は、構造物を無筋構造物ととらえ目地を10m間隔とするか、鉄筋構造物ととらえ目地を20m間隔とするか、
の点に収束するのではないでしょうか。
「担当者」が溝形鋼に「配力としての役割」を期待しているのであれば、20m間隔とすればいかがでしょう。