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藤井 聡会員 日本学術振興会賞を受賞
京都大学大学院工学研究科都市社会工学専攻藤井 聡教授が2009年度日本学術振興会賞を受賞されました.本賞は人社系,理工系,生物系を含むすべての学問分野を対象に,45歳以下の独創的,先駆的な将来性の極めて高い研究者に授与されるものです.6年目になる本年度は,全国の国公立私立大学ならびに諸研究機関から推薦された365名の中から25名が選ばれました.これまでの受賞者も輝く方ばかりであり,たとえば, iPS細胞の業績で著名な山中伸弥京都大学教授は第三回に受けておられています.
藤井会員の受賞理由は,「社会的ジレンマに関する社会科学的工学研究とその実践」であり,社会科学と土木計画や交通計画学との融合研究とその社会への適応が高く評価されての受賞でした.
3月1日 日本学士院において,秋篠宮殿下,秋篠宮妃紀子さま,久保正彰日本学士院院長,江崎玲於奈日本学術振興会賞審査委員長ほかをお迎えして,日本学術振興会賞並びに日本学士院学術奨励賞の授与式が執り行われました.授賞式に参列し,受賞者のほとんどを占める基礎科学,先端分野の若い研究者の中で,土木工学研究者が受賞されたことに特段の喜びを感じた次第です.なお,土木の分野においては,沖大幹会員(東京大学生産研究所教授 第四回受賞者)に続いてお二人目です.藤井聡先生のますますのご活躍を心から祈念したいと思います.
(藤野 陽三)
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