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鉄筋溶接接手の引張試験では母材破断することが最も適当とされていますが、現在使用されている鉄筋は電炉鋼が主流でJIS規格値を大幅に上回る引張強度を示すといわれています。
例えばSD345の引張強度の下限値は490N/mm2 ですが、市販されている鉄筋の引張強度は560~600N/mm2 のものが多いようです。
鉄筋規格値強度を上回る溶接ワイヤを使用しても溶接部破断やボンド部破断を起こすことがあるため、発注者により判定基準が違うようです。溶接個所の重要度を含め、NEXCo担当者と溶接接手の適用について打ち合わせが必要かと思います。

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