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私も以前から少し気になっていました。道路橋示方書(下部構造編)では、底面積が大きくなるほど、Bv(基礎の換算載荷幅→√(A=基礎の底面積))も大きくなりますね。その結果、鉛直方向地盤反力係数Kv=kvo×(Bv/0.3)-3/4が小さくなります。例えば、kvoを10,000KN/m3とした場合、?A=1,000?→Kv=304KN/?、?A=100?→Kv=721KN/?となります。当たり前の様ですが、面積の大小によって、地盤反力係数が増減するのは、少し変ですね。この数値が影響することにより、鉛直変位量?δv=0.03m、?δv=0.14mとなります。この差は大きいです。一方、建築基礎構造設計指針では、面積比によって沈下係数が算出されるため、縦横比率が変わらなければ、あまり差は生じません。やはり、大きな底面積の構造物には、建築基礎構造設計指針を用いるべきなのでしょうかね。

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