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#2219 発注者と協議
私もスペーサーの強度、鉄筋のたわみが許容内であれば、1m2当たり4個にこだわる必要はないと思います。しかし、1m2当たり4個にこだわる発注者の方が居るのは事実です。現在スペーサーの配置を規定(提案かな)している文献が、「鉄筋工事用スペーサー設計・施工ガイドライン」平成6年3月(社)日本土木工業会 編http://www.dokokyo.or.jp/topics/files/2003_0919_01/kouji_guideline.pdf
しかないためでしょう。
・基準に沿うようにしなければならない場合
最近では、主筋の外側に配力筋を配置した構造物が増えてきておりますので、配力筋の下に直にスペーサーを噛ませることが出来ます。ご質問のように組立筋を使用しなければならない場合は、先にご回答なさった方がおっしゃる通り、主筋用にもスペーサーを用意するのがいいですね。
私の経験ですが、スラブ下面の中央部に50cmピッチでモルタルスペーサーを配置した時に、引張応力度が許容応力度一杯だったためか、縦断的にひび割れが発生したことがあります。貫通はしておりませんので問題はありませんでしたが、スペーサーが弱部になったのではないかと推測しており、もう少しピッチを大きくした方が良かったかと思っております。
・基準以上のピッチとしたい場合
必要なスペーサーの強度と個数を算出し、かつ鉄筋のたわみ量を計算してかぶりが確保できることを証明し、発注者と協議することが必要だと思います。