劣悪な原発作業員の労働環境

＞この企業の体質なのでしょうか？人権問題かもしれませんし、土木にとっても問題です。
＞なぜならこの作業員の方々が土木の労務者に違いないと思われ、迷惑だからです。
＞劣悪、土木の方が管理されればこんなことにはならないと想像します。改善を望む。

１．電力・ガス・鉄道を含め、全てお役所と同じ組織と原価・品質等も含め同じ管理体制です。
ゆえに、注文者、請負者との関係で、基本契約約款に従う契約になっています。官側、民間をうまく使っています。
外部者は全て、事業者・下請（請負業者)との方針であり、考え方で甲乙対等など到底ありえない状況です。
ゆえに発注者の東電職員は、直接には手も出さず、一滴の汗も書きません。
役所と同じであるから、他の官庁も行政指導ができません。仮に命令が出たとしても「はい」とは従いません。

２．特に原発の場合は、機械、建築、土木で工事費用の比率は、3500：800：700であり、施工体制での力関係、技術
関係、人材関係、官学関係も断然、機械屋さんがトップです。特に機械では、官、学、民（M.H.T）が主導権を握って
います。建設(建築・土木）は発言権がまったくありません。特にゼネコン土木は三次下請け位の待遇です。

３．ゼネコンが主導の場合は、技術者(工事長）が先頭で乗り込み、先ず、自ら、事務所、宿舎、安全衛生管理体制
を敷き最高の仮設環境を作りスタートすることが通常ですね。（普通、PRのため会社も全力を傾注するでしょう）
残念ながら、上記２．の理由、および、国と東電の関係が明確でないため、ゼネコントップも力を入れませんね。
現状は、試行錯誤・浄化の機械関係主作業です、当面は、前時代的な管理しかできませんね。長期勤務不可能も大
きな理由ですね。
機械、造船現場は、土木建築現場よりも含め、下請け事業者負担との契約が普通で機械屋さんが主導権を取って
いる間は、建設現場の安全衛生設備、環境設備は改善されませんね。現にプラント工事は、ゼネコンは下請け三次
ですね。

４．解決策は、労働省、厚生省、監督署の強力な監督権限で、東電・国に対し、安全衛生環境の改善命令を出すべきです。
改良されるまで、作業休止命令など厳しい命令が必要です。（逮捕権があるのだから、強権発動は当たり前です）
プラス、報道、、ネットの力も借りて、一大キャンペーンを絶えず繰り返すことが重要です。

５．いずれも、危機管理マニュアルのない(未経験）事態となっており(放射能拡散での作業勤務）誰も指示できない状況です。
あせらず、国・東電（官・学・民）関係者が公共建設（技術倫理・モラル）の原点に返り、朝礼暮改、日々の積み重ねが
今後の未知、経験したことのない危機管理、要領、手順になるものであると思います。