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断面修復をした後に再劣化の恐れがあるときは、表面保護工も追加しています。以前、塩害の影響を大きく受ける橋には断面修復した後、コンクリート塗装を行いました。また、かんがい期に水位が上部工下面すれすれまで上がる橋などにも、断面修復後に表面含浸しました。
表面保護工は悪い状態を改善するというより、良い状態をそのまま保つ(現状維持する)ことを目的としていると思います。
残供用年数が30年程度なら、橋の重要度や環境、対策工法のコスト等を考えると、断面修復のみになるかもしれません。

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