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降伏曲げモーメントの計算は鉄筋(引張材)は降伏しますが,コンクリートは終局ひずみには至りません。
破壊抵抗曲げモーメントの計算では,鉄筋は降伏かつ圧縮縁のコンクリートは終局ひずみです。
したがって,両者は中立軸の位置(=x)が異なりますから,圧縮部の面積も異なります。
ちなみに降伏曲げモーメントの計算では,変数は2つ(圧縮縁のひずみと中立軸位置(または引張縁ひずみ))になり,別の計算になります。

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