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#7114 Re: 前に倒れた矢板の起こし方
<概要>
まず、その矢板長さは自立式での計算だと思います(計算書を見てください)。
理由は矢板15mといえば公道搬入できる限界かつ、全長の2/3を根入れに用いているからです。
それでも根入れが不足しているかは分かりませんが、おそらく不足していると感じます。
理由は腹起しだけでなく、タイワイヤーも使っているため(5mの突出だと細長比からくる振れ止め要素はないと思っています)
自立矢板延長設定の肝は自然地盤に圧入するからその長さになっています。
自然地盤を削った場合、同等の性状を復元することは不可能です。(但し、それ以上の強度をもたらすことは不可能ではありません)
また、現状のまま、傾いた矢板を起こすことは出来ませんし、傾いた起終点付近の矢板フックはねじれて開いているはずです。
<対策>
パターン1・・・・抜いて20m矢板に入れなおす。
これは無理だと思います。
矢板製作に時間が掛かりすぎる=工期が終わっちゃう。
公道も走れないかも知れません→運航許可出せば出来るのかもしれません。但し港湾だから海路があるかも知れません。
パターン2・・・・抜いて入れて、地盤を自然地盤以上にする。
コンクリ系→そのために更なる仮設矢板が必要だから無理でしょう。
巨石で埋めてしまう。→矢板前面に巨石がくっつくとは思えないですが、矢板沈下計算が成り立てばできるかもしれない。
<原因>
5mも掘削してしまう理由があったのではないでしょうか?
例えば、そこだけ床が高く海上機械が近づけなかったとか・・・・それにしても5mも掘る必要はないんですが。
ただ、床高なら条件違い(=設計変更対象)とかも考えられます(とにかく設計計算書を確認です)
もう一つは、工事区間全般において掘削したということはないか?です。
そうであれば、将来的には区間全般において傾いてしまうということです。
この場合は完全にOUTで、会社は傾くどころか潰れてしまいます。