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#7053 Re: 側溝、管きょの延長の数量算出方法について
たいへん失礼ですが、ご教授の内容は誤っています。
><道路>
>道路管渠は管延長、砂利、床仕上等がすべて含まれた当たり単価になっています。
上記は、明らかに誤りです。
道路管渠は一般的に「国土交通省土木工事標準積算基準書」-「共通工」-「排水構造物工」を適用します。
「排水構造物工」には基礎砕石は含まれます。(従前の歩掛では、率計上であった部分です)
しかし、床掘り(+基面整正)・埋戻し などの土工は含まれず、別途数量を計算し(通常m3単位で)、別の施工パッケージ単価で計上します。
暗渠排水管についてはフィルター材の敷設(通常は砕石)も含みますが、施工パッケージ単価は、排水管の設置はm単位で、フィルター材の設置はm3単位で、別パッケージ単価となっています。
>むしろ金計上している切管延長ロス率の方が大きいケースが多く
これも、根拠があいまいな主張です。
ヒューム管については、施工パッケージ単価(従前の歩掛では諸雑費率)にヒューム管損失分の費用が含まれているということになっています。
暗渠排水管については、施工パッケージ単価(従前の歩掛では材料費計上)でロス率が1%となっており、非常に厳しいロス率です。仮に50mの管渠延長としても、0.5mしか材料の余裕がなく、仮に塩ビ管の真物4mを調整して1m分切っただけでも、積算基準のロス率を超えてしまいます。
><下水道>
>この場合、管延長と付随延長(砂利や掘削)の差異が大きく
下水道の場合一般的に、掘削・埋戻し数量は、マンホール~マンホールの中心間の距離での管路掘削土量しか計上しません。
ですから差異が大きいどころの騒ぎでなく、全然足りません。
特にマンホールの土工は点での掘削となるため、非常に手間がかかり、現場サイドから言うとまったく予算が足りていません。
それにもかかわらずマンホール部は、管路部相当の土工しか計上されないとは・・・・・・
そんなことだから中津市の現場で作業員が生き埋めになって死亡するなどという悲しい事故が発生するんだと。
予算があれば数日かけてマンホールを設置するのに、こんな実情に合わない積算だから1日で終わらそうと無理をして、結果、末端の従事者が犠牲になるんだと、声を大にして申し上げたい。
話がそれてしまいましたが、
少なくとも国土交通省の積算基準、またそれに準じる各自治体の積算基準では、
決して 「管延長、砂利、床仕上等がすべて含まれた当たり単価」 とはなっていません。
惑わされないようにご注意ください。