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#6613 Re: 水中ポンプ運転時に流れる電流値について
過電流が流れれば、サーマルが働いたり、開閉器が焼き付くのはごく当たり前の現象です。
(サーマルは、過電流及び焼損を防止するための保護装置です)
ポンプ電動機過電流の主な原因を以下に示します。
1.過負荷
多くは軸受け廻りの損傷。焼き付き、固着、破損等損傷
2.短絡・漏電
電動機室へ漏水したり、コイル巻線の一部が焼損
3.不適な使用状況
締め切りに近い運転。適正使用温度条件外。露出運転。
運転温度が上がると電気抵抗が減り電流値が上昇します。
設計が不適切だとよく起きます。
4.極希ですが、欠相
設置時から現在までの電流値の変動経緯及び運転時の変動挙動を明確にし、プラント電気の判る方、又はプラント機械の方に見ていただけばすぐ解決すると思います。
追伸。
今回のような具体的事案の質問をなさるなら、起きた症状だけを言い立てるより設置時からの変動を時間に従い、なるべく正確に記述するほうがより解決が早くなります。
開閉器が焼損したのは、その特性がサーマルとの組み合わせに適合していない可能性もあります。加えて、過電流が続きサーマルが作動したときに直ちに点検調査していれば開閉器の焼損は防止できた可能性もあります。焼損は場合によっては大事故を起す原因にもなりますので、そのために様々な保護装置を設置しているのです。その保護装置が繰り返し作動したときには、単に復帰するのではなく、その原因追及と対策を早急に行なう必要があります。