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ただ、①の段階で孔引きを配慮しているであれば、
それは③でのボルト本数の比率も、①の段階で配慮しているということでしょうか。

A:そうですよ そうしないと部材断面の板幅と板厚を決定できません

A:引張フランジの応力流れの考え方の概要

ボルト配列を、継手中心から一番遠いボルト列(1列目)で2本 2列目で4本 3列目で6本 4列目で6本 継手に一番近いボルト5列目で6本 全本数(2+4+6x3=24本
応力の流れは、1列目でボルト耐力2本分が添接板に伝達「この時部材応力はフランジは桁全高に比べ薄いためフランジ板厚分の応力勾配を無視して
最緑端の作用応力度(σ)を使用」フランジ幅とボルト穴幅(2本分)を差し引いた幅比で母材の作用応力度(σ1)を照査します、もちろん添接板も同様に照査します
→2列目は1列目で2本分が添接板に伝達されたのですから、母材応力はσ2=(24本-2本)/24本xσx(フランジ幅とボルト穴幅(4本分)を差し引いた幅比)で母材の作
用応力度を照査します、もちろん添接板も同様に照査します、これを各列で照査します、この結果この様に考えると最後の6列目で母材の応力は全て添接板に伝達されます

・・・・この方法はリベット(支圧接合)時代のままですので、摩擦接合(弾性締結)の場合は実際はこのような応力状態にはなりませんが
この方法は簡便的で安全側と分かっているので今でも採用されています、日本以外では穴引き応力度の照査を行っていないところもあります

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