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ラス張りは、地山と吹付の付着を高めることが目的の一つですので、コンクリート吹付前に施工するのが良いと思います。

吹付のひび割れ防止という意味でなるべく表層側という意見もありますが、「ラス+コンクリート吹付15cm+モルタル吹付5cm」とした場合でも、
一般的な仕様にある「ラス+コンクリート吹付20cm」とラス網の位置は変わらないので、問題はないと思います。

それはそうと、ご提示の施工方法は、「不陸整正のため厚さが必要な箇所はコンクリート吹付で下地処理を行い、
一般部は薄い層厚で施工が可能なモルタル吹付で保護する」という趣旨でしょうか?

前述の付着を極力確保するという意味では、層を分けると将来の剥落等の要因ともなり、良くないような気がします。
コンクリート吹付だけで処理すると厚くなりすぎて不経済?

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