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#5927 Re: 場所打杭に使用した濁水のpH調整の計算について
>サンプルを取って中和実験する方が手っ取り早いです
不正確・・・と申すより誤解を招きますので補足しておきます。
理論値にも概略の値と、より実際に即した値がありますが、とくにpH(ピーエッチ)の実際値は理論値の倍半分に収まらない程の差が出ます。
単純な酸とアルカリの水溶液の場合には、初期pHと終了時pH(この辺りの計算は、高校の化学の教科書と数学の教科書を見て下さい。おそらく基礎力がない方では、簡単に説明しても理解できません)の対数計算と初期pH時及び終了時pHにおける酸とアルカリの乖離定数(専門書などでお調べ下さい)が判れば計算可能です。
しかし実際には、水中に有る酸及びアルカリに関係するイオンは一つではなく、複数存在します。そのような混合状態では実際の乖離定数も殆ど判らないと申せる状況になります。
よって、実液サンプルを中和して滴定曲線を求め(乖離定数を調査し)理論計算を行なうのと比較して、単に使用量を比例するほうが簡略な方法になります。
・・・ところで、使用した希硫酸の空容器から目の子で簡略に算定できたのでは・・・と思うのは私だけなのでしょうか。