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#5865 Re: 道路側溝の流下能力算定時の安全率について
>一般に・・・
申し訳ありません。「わたしの周りでは・・・」です。
当方の地域における、道路土工指針以外の技術資料では、
道路
地方整備局の設計便覧
8割水深の記載はなく、「排水溝の断面決定は満流流量の8割を排水路の許容通水量とする。」と記載
流量線図は、満流流量と明記
県の道路設計マニュアル
現在は設計マニュアルが一般に示されていないため、存在するのかどうか分からない。
概ね、地方整備局の設計便覧に準じているようす。
県の構造物標準設計
明記無し。排水工指針に準じるとだけ記載。
ただし、流量線図は、満流流量で計算している。
林道
林道技術指針
安全率について以下のように記載
流量計算する側溝・開きょの場合は、1.2以上
流木除け工又は土砂止め工等の施設を設ける場合は、2.0~3.0
流木除け工又は土砂止め工等の施設を設けいがたい場合は、3.0以上
林道必携(技術編)
排水施設の通水断面積は満流とする。
安全率は、林道技術指針と同じ
開発
県の「林地開発の手引き」
開発区域内の排水施設 計画流量の1.2倍以上の排水が可能とする。
開発区域下流河川、水路の流下能力 河川管理者等による規定がない場合は、8割水深
県の「都市計画法に基づく開発の手引き」
排水施設の流下能力の算定 8割水深
上記のとおりです。
実際の業務では、
地方整備局
業務を受けることは皆無なのでわかりません。
県、市、町
都市計画法に基づく開発及び林地開発の開発区域下流河川の調査の場合は、8割水深
それ以外は全て、満流流量×安全率
の形で、発注者と協議しています。他の設計業者も同様です。
当初の質問についてですが、流末の下水道施設が途中から用地外に外れるため、
可能な限り排水桝の位置を長く取りたいと考えていますが、計画の縦断勾配が
とても小さい(0.068%)ため、側溝の安全率をどの程度考慮するか悩んでいました。
お二人のご意見を参考に、もう少し検討いたします。
ありがとうございました。