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 ミニシールド工法は、クボタ建設資料を参考にする。シールド工法適用条件(東ガス工事で外径1670mmを設計・施工した実績有)よりも小さい径の場合に対象になる。横断方向3等分点のナックル(構造はhinge)となり、hinge部のみ半径方向で支持されていると仮定し静定で安定としている。実際はhinge以外の地盤側に変形する個所で支持される不静定である。
 当特徴を除きシールド工法と同じで、セグメントを組み、反力を取って掘進・排土し、
(社)土木学会:トンネル標準示方書[シールド工法編]、2006.
(社)地盤工学会:シールド工法、2012.
が参考になる。
 中口径に対し都が開発した(二次覆工一体型)コンパクトシールド工法も当初、上記理由で3hingeで縦断方向で、いも継ぎとしたが、硬質地盤でない限り全体変形を減らすため千鳥組にされ、ミニシールドも当検討が必要と私は考える。
 雨水幹線の候補として、鋼製セグメント内にFRPM管を配し発泡モルタル等で間詰めする仕様は、粗度係数をコンクリートの0.013→0.010に低減でき、掘削外径が少し大きくなるが勾配を減らせる。

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