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ISOに対してアジア・コードを提案し採用されるなら良いのですがが、現実には問題があります。

土木でも各分野の規準で事情が異なるでしょうが、アジア・コード化以前に、WTO/TBT協定を批准した国では、海外での取引では勿論、海外企業の国内市場参入による国内取引やODA等においてもISOを適用しなければならなくなるのではないかということです(純粋の国内取引は別にして)。これは過去日本の基準が適用された実績があっても今後はどうなるかはわかりません。

またそれでなくとも日本の基準は海外で歓迎されない場合が少なくないと聞いていますので一般的には日本の基準を基本としたアジア・コードを作り適用するには余程の配慮・準備と政治力が必要と考えられます。

なお日本の規準やアジア・コードをISOで認めてもらうには、ISOのしかるべき委員会で承認が必要で、そのためには高い技術水準と規準の妥当性、及び相当な説得力とロビー活動が要求されるようです。ISOは欧州各国の主導で作られつつありますが米国は戦略的に米国なりの対応をしているようです。

たとえば当方の専門分野の日本の鋼橋規準(主として設計基準)は芳しくない状況にあります。というのは世界の主流は限界状態設計法を基本にしているのに対し、日本は許容応力設計法を基本にしているので日本の鋼橋基準は海外からは全く認められないと思われるからです。

以上ご参考まで

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