新しいコメントの追加
コメントする上での重要事項
- 内容を的確に表した表題をつけてください。
- テーマ、論点に沿ったコメントをつけてください。
- 投稿する前に他の人のコメントを読んで、内容の単純な重複を避けるようにしてください。
- コメントは投稿後に修正および削除できませんので、プレビューボタンを使って間違いがないか確認してください。
ユーザ登録またはコメントの投稿に問題が発生した場合は、システム管理者へ問い合わせしてください。
コメントする上での重要事項
ユーザ登録またはコメントの投稿に問題が発生した場合は、システム管理者へ問い合わせしてください。
#4914 Re: 仮排水の流量計算について
【『カルバート工指針』p.330より】
流量について式(資3-5)のα1,α2に相当する余裕を見込み、
Q/Q0=1/(1+α1+α2)
とする。ここにQ0は満管流量を表わす。
α1:土砂堆積に対する余裕(通常20%)
α2:土砂・流木の流入に対する余裕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
α1=0.2,α2=0とすると、Q0=1.2Qとなります。
これは、2割増し流量が満管流量になるように余裕をもって
断面を決めることを求めていると考えられます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■条件
・計画流量:Q=0.444m3/s(1.2Q=0.533m3/s)
・管径:D=600mm
・勾配:1%
・粗度係数:0.015
■計算結果
2割増流量の時の水深:492mm(0.82D)
満管流量:0.533m3/s
結果的に、8割水深の流量と満管流量はほぼ同じになります。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
【下水道施設計画・設計指針と解説より 】
円形管は満流、矩形きょは水深を内のり高さの9割とし、所定の計画流量を
流すのに十分な断面の大きさを定める。(この条件の場合が最大流量ではな
いが、安全を考えて、この条件で断面の大きさを定める。)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
【NEXCO設計要領 第1集排水編 p.32より】
排水路および排水管の断面を設計する場合は、原則として計算によって求めた満流流量の80%をとって設計通水量とする。
満流流量の80%とは、例えば排水路の最大通水量が1.0m3/sの場合には0.8m3/sをもってその排水路の処理し得る流量とすることをいう。
→『カルバート工指針』の方法より若干厳しくなります。