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【『カルバート工指針』p.330より】

流量について式(資3-5)のα1,α2に相当する余裕を見込み、

Q/Q0=1/(1+α1+α2)

とする。ここにQ0は満管流量を表わす。

α1:土砂堆積に対する余裕(通常20%)
α2:土砂・流木の流入に対する余裕

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α1=0.2,α2=0とすると、Q0=1.2Qとなります。                                             
これは、2割増し流量が満管流量になるように余裕をもって
断面を決めることを求めていると考えられます。

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■条件
・計画流量:Q=0.444m3/s(1.2Q=0.533m3/s)
・管径:D=600mm
・勾配:1%
・粗度係数:0.015

■計算結果
2割増流量の時の水深:492mm(0.82D)

満管流量:0.533m3/s

結果的に、8割水深の流量と満管流量はほぼ同じになります。

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【下水道施設計画・設計指針と解説より 】

 円形管は満流、矩形きょは水深を内のり高さの9割とし、所定の計画流量を
流すのに十分な断面の大きさを定める。(この条件の場合が最大流量ではな
いが、安全を考えて、この条件で断面の大きさを定める。)

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【NEXCO設計要領 第1集排水編 p.32より】

 排水路および排水管の断面を設計する場合は、原則として計算によって求めた満流流量の80%をとって設計通水量とする。

満流流量の80%とは、例えば排水路の最大通水量が1.0m3/sの場合には0.8m3/sをもってその排水路の処理し得る流量とすることをいう。

→『カルバート工指針』の方法より若干厳しくなります。

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