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回答)有限要素法を橋梁の設計に使用する事例は数多くあります。ただ一般的な橋梁の設計に用いられている場合は限定されています。在来の設計で出来るものにわざわざ有限要素法を適用することはありません。一方新形式の橋梁、耐震設計では有限要素法が設計面でも大きな役割を演じています。有限要素法は設計手法として万能ではなく制約や限界があります。講習会でも若干触れたように、コンクリートが絡む問題、溶接部や隅角部の応力集中の問題は有限要素法でもまだ設計に直接的に適用できず、研究段階あるいは補助的な利用になっています。今後有限要素法を設計に広く用いるべく各種課題を解決していきたいと存じます。

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