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軟弱な土をセメントやセメント系固化材で改良する場合、土の種類によってある程度強度発現の傾向はありますが、土の中には有機物や水分その他セメントの反応に影響する様々な不純物が含まれ、また、土を構成している粘土鉱物の違いなどによってもセメントの反応性が異なってきます。礫と砂だけのコンクリートと違って、土の場合は様々な要因が重なってきますので同じような土であっても強度が大きく異なることがあります。したがって、事前に配合試験を行い、固化材添加量と強度の関係を確認しておく必要があります。
 また、改良する土によっては、セメントおよびセメント系固化材による土質改良で六価クロムが環境基準値を超えて溶出する可能性があり、事前に配合試験を行い、強度試験の供試体による六価クロムの溶出試験を実施するように国土交通省の通達が出ています。http://www.mlit.go.jp/tec/kankyou/kuromu.html
 セメント改良に関しては、セメント系固化材による地盤改良マニュアル((社)セメント協会)が参考になります。

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