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#440 Re:社会資本建設の是非と判断
久しぶりの公団民営化の議論で新鮮でした。
貴君の道路整備は採算性でのみ判断すべきではないというご指摘と大都市周辺への投資促進のご意見賛成です。
幸い品川や六本木など都市再生のプロジェクトは活気を帯びていますが、外環や圏央道などの遅れは首都圏の国際競争力の点からも生活や安全の面からも急がれます。
ただし、貴君のご意見には二つ確かめるべきものがあると思います。
1点は、道路公団は現在の供用路線に関する限りまったく優良企業で借金の返済は問題ないと思われることです。年間2兆円以上の収入があり、約8500億円を返済に充てることが可能です。また債務は実際は30兆以下です(HPによると、公団は特殊な会計を行っており債務は見かけ上40兆ですが、償還引当の準備金分を差し引くと負債は約28兆円(S14年)のようです)。
民営化のメリットはこれからの交通量のない路線建設や経営を引き受けないでもすむ事でしょう。
だだし高速ネットワークの完成はいずれ達成できたほうがよいわけで、コストを下げて直轄ででも行うというのは政府決定のとおりで納得できます。
2点目は「都会の企業や住民が払った税金や預貯金・保険料等の積立金をうんぬん」のくだりはわかりにくいですね。公団は主として郵貯を原資とする財政投融資からの借金で事業を行うわけで、郵貯からすると、すなわち国民からすると公団のような優良企業(今までのところ)に貸し出すことはいいことでしょう。いかがでしょうか?
公団の会員の方のご意見もお聞きしたいと思います。(森靖之)