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早速のコメントありがとうございます。
>そもそも「フーチング幅よりも根入れ深さの方が大きくなるような状況」で、
>支持地盤の破壊がありうるでしょうか?
→ 支持力公式の適用条件として、下記項目について記載されている文献等はあるのでしょうか?
  ・基礎形状
  ・根入れ深さ

>軟弱地盤でない補強土壁工については、支持力を照査したとしても、そこまで安全側
>に設定するのは非合理的と考えます。(せめて許される限り危険側(?)の値を採用)
→ 賛成です。

ちなみに、今までの説明では分かりにくいところもあるかと思いますので、今回議論となっている状況を説明します。
・外的安定検討として、転倒・滑動・支持力照査の他に、
 円弧すべりによる検討を実施しています。
・補強土壁の基礎地盤は、液状化対策として、
 サンドコンパクションパイル工を計画しています。(目標N値=19)
・支持力照査および円弧すべりに用いた地盤定数は、C=0,φ=30度,γ=21kN/m3です。
  → SCP改良後のN値から設定しています。
・沈下量は、壁面直下で最大15cmです。(圧密沈下量は5cm程度)
・補強土壁の壁高は、12m程度です。(両面壁)
・計算上の根入れ深さ(基礎コン上面まで)は、0.5〜0.8mです。
・補強土壁の支持力照査結果より、補強盛土部は置換えの必要無し。
 壁面直下は置換えが必要。
  ↑ この置換え厚さを決める計算方法が議論となっています。

 今まで同様の検討を何度もしてきましたが、「置換え基礎下面で支持力公式を使うのは妥当ではない」と指摘されたのは初めてです。
 最終的には、「現地で平板載荷試験を実施し、地盤の支持力を確認してください。」
ということになるのかもしれません。
 しかし、今は設計での考え方を問われているので、何とか論破できないかと悩んでいます。

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