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#3917 トンネルは丸いだけじゃないのです!
小学5年生ですか!これは将来が楽しみですな(^−^)b
さてさて、トンネルの厚みについては、まあいろいろです。
というのは、「山岳、海底、地下鉄などの種類」によって決まるというよりも
工事の方法(工法)とか、まわりの土の状態で決まるところも大きいからです。
例えばがんじょうな岩にトンネルを掘るなら、壁は薄くてもいいけど、
やわらかい泥の中にトンネルを作るなら、壁は厚くしないといけないでしょ?
あとは、工事の方法によっても壁の厚みとか、そもそもトンネルを支える材料や、支える方法自体が変わります。
(コンクリートとか、鉄とかもあり。周りの岩にボルト留めしちゃうのもあります)
工事の方法は大きくわけて、3つあります。
1.山岳工法(さんがくトンネル)=山の中とかで良く使うトンネル、上部が丸い半円のトンネル
2.シールド工法(シールドトンネル)=シールドマシンという機械でもぐらに掘るトンネル、円形が多い
3.開削工法(かいさくトンネル)=地上からミゾのように地面を掘って、底にトンネルを作ってまた埋めちゃう、四角形が多い
というわけで、トンネルは丸いだけじゃあないのです!
そもそも丸いと、中が使いにくいですよね?まあ水を流すトンネルならいいでしょうけど、道路や電車用のトンネルだったら四角いほうが使いやすいですよね・・・
それなのになんで丸いのが多いのか??、それは丸いほうが強い(つぶれにくい)ということもありますが、3つの工事方法の違いによるところもすごく大きいのです。
そのへんを調べて、研究としてまとめるだけでも、立派な自由研究になりますよ!
あー私が親父だったら色々手伝ってあげられるんですが(ノ_・。)
がんばってください(^−^)ノ