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昨年末、某舗装の講習会にて同様の質問をしました。
その内容と回答を参考までに載せておきます。

【質問】
 舗装復旧工事において、加熱混合物を2層以上舗装(急速施工)する場合、タックコートを省略することができるのか?また、省略出来るのであればその条件は?

【回答】
 タックコートを施工する目的は、新たに舗設する混合物層とその下層の瀝青安定処理、中間層、基層との接着、縦継目部、構造物との付着を良くするためのものです。
 また、ポーラスアスファルト舗装(排水性舗装)においては、基層面の耐水性向上という目的も有ります。
 現在、タックコートを省略可能とする根拠は明確にはなっていないので、ご質問の様な施工条件であってもタックコートは必要となります。
 同様な質問が「舗装技術の質疑応答 第5巻」に記載されていますので参考にして下さい。

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