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建築関連の説明書なので,はっきりは言えませんが,
地盤改良の例で行けば,配合強度は28日強度1N/m2(10kg/cm2),7日強度0.2N/m2(2kg/cm2)を目標にして行うことが多い.(鉄道設計基準,土構造物編)
この場合現場では,最低値で28日強度0.6N/m2(6kg/cm2)確保することが可能
となります.
養生期間などは,地盤工学会のJGS 0821-2000 の「安定処理土の締
固めをしない供試体作製方法」では,気中20度で7日間ですし,締固めを行う場合には,
6日気中で,1日水中養生になります.
このため,現場条件に合わせることが重要と考えます.
土木系の場合は,配合強度を一定にして,改良厚を変えて地耐力(支持力)を確保するもので,設計との兼ね合いが強いので,適宜選択が必要と思います.

添加量に関しては,社団法人北陸建設弘済会で,”土質改良マニュアル”に,
割増率を含んだ重量配合の標準値が明記されておりますので,これを参考に用いることは可能と考えます.

現場での管理ですが,供試体による一軸圧縮試験の他にコーン貫入試験や平板載荷試験,平板載荷試験を簡便にした小型FWD試験,キャスポルなどが使えると思います.

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