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#2184 安定計算を行うか縁を切る
門型標識柱の基礎を新設の重力式擁壁と一体化させる検討を行ったことがありますが、風荷重や衝突荷重を考慮して、重力式擁壁の安定計算を行いました。今回の場合、既設の擁壁と一体化することを考えますと、既設の擁壁に対して標識重量を作用させ、転倒や滑動する方向に風荷重や衝突荷重を作用させて安定計算を行えばよいでしょう。もちそうに無ければ、擁壁に荷重が掛からないように縁を切れば問題ないのでしょうが。どうしても位置的に重なってしまうようであれば、次のような方法は如何でしょうか。
標識柱の基礎部分の擁壁をスパッと撤去してしまう。縦断的に縁を切ってしまう訳です。次に標識柱の基礎を擁壁形状とし、支持力、転倒、滑動に対して安定な構造として設計して新設します。擁壁形状とは申しましても、前面が擁壁と面一になっておればよく、杭基礎であっても問題ないでしょう。