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#2171 排水路の水理計算について
フル−ド数(Froude Namber)Frについて理解することは「水理学(Hydraulics)を勉強していない人には無理なことかと思います。
最初の段階で、射流と常流の説明に使うときには「流速と長波波速の比」で説明します。Fr=1の時が限界流、Fr<1の時常流、Fr>1の時射流と言います。
比エネルギや比力を最小にする水深を限界水深と言います。水深が限界水深より大きいとき常流、水深が限界水深より小さいとき射流になります。
開水路不等流の水面形方程式で水面勾配が無限大になる水深が限界水深でこの時Furoude NamberはFr=1になります。開水路の水面形は等流を除いて13種類もあります。
このようにフル−ド数(Froude Namber)Frの説明は大変難しい。
本当に理解するためには水理学の勉強をするのが一番早い。
等流水深hn(Normal Depth)と限界水深hc(Critical Depth)を比較して、
hn>hcの時緩勾配水路(河川)、hn<hcの時急勾配水路(河川)と言います。これらの説明にもフル−ド数(Froude Namber)Frが必要になります。