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結論から言うと、1.5の代わりに1.2を用いるのは誤りと思います。「道路標識設計基準・同解説」p.243では埋設長 L は次のように示されています。

 L = {(σt X φ3)/ (6 X fa)}/ 1.5 ・・・(1)

式(1)はコンクリートとアンカーボルトの間の付着力と引抜き力との釣合い式を解くことで求まります。ただし、式(1)では1.5で割っていますがこれは誤りと思います。正しくは、

 L = (σt X φ3)/ (6 X fa)

であり、式(1)が誤りである以上、1.5を1.2に代えても意味がありません。
式(1)の中の6の根拠は以上の説明で明白と思います。

では高架道路の場合どうすればよいかというと、通常は風荷重が割り増しされるのではないかと思いますが、発注元により基準が異なるので発注元に確認されるのがよろしいかと思います。

以下ご参考まで

「道路標識設計基準・同解説」に示されるアンカーボルトはフックやスタッドを付けない極めて「特殊な」アンカーですので、同基準の設計事例を適用される場合は十分ご注意下さい。設計思想がわからぬままに、設計事例を参考にアンカーボルトの埋設長を決定するのは危険です。それは設計事例で38.2cmと算出されているにもかかわらず最終的に埋設長を85cmとしていることでもわかります。「道路標識設計基準・同解説」ではアンカーボルト埋設長に関する規定は何もないと理解すべきです。

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