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ユーザー ktake の写真

私が過去に調査を実施した明治時代の終わり頃の鉄筋コンクリートアーチ橋でも
橋台部分に、玉石などが混入した部分(玉石コンクリート)が見られました。
玉石と玉石の間には、重点が不十分で、隙間などが生じている部分があり、水が
浸透したような箇所では、セメント分の溶脱なども見られました。しかし、全体
としては、健全な状態を保っていたように思います。
いずれにしても、明治や大正時代には、セメントが貴重であったため、これを
節約するために、大断面の部分では内部に玉石を入れていたようです。

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