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#1569 縦ひび割れについて
>どうしても締め固めとかコンクリートの充填が他に比べ弱点となりやすい
締め固めはほとんど考えられないですね。コンクリートの充填に関して、セパは縦方向にも並んでいる場合が多いと思います。橋台の配合程度だと、ブリージング水がセパの下に溜まって縦方向の本数の和の分だけ断面欠損となり、ひび割れを誘発する可能性はあると思います。又、逆Tは一回の打設ですか?立ち上がりの打設を分けている場合は、外部応力による温度クラックも要因の一つとなった可能性も考えられると思います。
>対策工としては、クラック注入(エポキシ系:変位に追随しやすい)と表面浸透性防水材の塗布を選定したいと考えています。
可とう性エポキシ樹脂の使用は良いと思います。ただ、ひび割れ内部が乾燥している必要があるので湿潤状態になってしまう場合は反応に時間がかかりますが主成分がけい酸系や高炉スラグ系の微粒子の注入も良いかと思います。この場合、ひび割れ追従性が期待し辛いので表面Uカット等による可とう性エポキシ樹脂の充填を併用すると良いと思います。ひび割れ幅が小さいので表面のUカットエポキシ樹脂充填処理又は追従性のある防水材の塗布だけでも良いかも知れません。
表面浸透性防水材は塗布した方が塗布しないより耐久性が増して良いと思いますが、ひび割れ対策としての必要性は感じられません。シラン系は背面等水圧がかかる状態では棒薄い効果があまりありません。又、シラン系、けい酸塩系共にひび割れが新たに発生した場合の追従が期待できません。