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廃刊になってるかもしれませんが、手元にある「土の試験実習書、土質工学会編」から引用させてもらいます。

   試料の状態と一軸圧縮強さとの関係
  試料はサンプリングの際および実験室まで運ぶ際にある程度の乱れは
  避けられない。したがって一軸圧縮強さは、自然地盤のそれより幾分
  小さめになるが、設計値としては安全側となる。また、自然地盤中で
  間隙中に溶在していたガスが、サンプリング後遊離してしまい不飽和
  となる恐れがあるので、サンプリング後速やかに実験室に運び実験を
  行うように気をつけること。自然地盤の状態と試験時の試料とが異な
  っていては不都合で、正確な土の強さを求める場合は三軸圧縮試験な
  どを行うべきである。

試験屋さんが、どの程度の欠損まで許容しているのかはわかりませんが、経験によるところもあるのではないでしょうか。

砂が混じっていたり柔らかすぎて崩れやすいのであれば、三軸圧縮試験を行うしかないでしょう。盛土材として使用するのであれば、転圧して試料を作ればいいのでしょうが。

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