東日本大震災特設サイトについて

2011年3月11日に発生した東日本大震災に接し、土木学会としても救援・救助、復旧・復興支援、防災能力向上などを目的として、2011年3月14日に情報共有掲示板を開設しました。
2016年3月、東日本大震災特別委員会の解散および当サイトの利用数の減少に伴い、記事の受付を停止し、過去の投稿記事をアーカイブ化しました。
今後の質問・イベント募集記事等につきましては土木技術者情報交流サイトJSCE.jpをご利用ください。

福島原発高濃度汚染水の処理対策

トピックス: 意見交換 話題
ユーザー 永山靖秀 の写真

表記につき原発事故の初めから気になっていたことがありました。地下水の汚染及びその対策について関係者(東電、原子力委員会、解説者、学者等)の誰もが何も言っていないことです。敷地に溜まっているだろう高濃度汚染水は地下に浸透し、既存の地下水脈に合流し一定の流速・流量で拡散してゆくものです。水脈は一般的に四方八方に広がると思われますが、当所では極めて海に近接しているため地下水の流下方向は海に向かうのが主流になろうかと思います。しかし汀線に並行する水脈を否定することは出来ません。

 地下水の透水係数は土質により異なりますが早いと0.001/cm・SEC(細砂)遅いと目に見えないくらいですが、今ここで流速の予測をしても意味がありません。高濃度汚染水が原発の地下に溜まっている、内陸に向かえば何処かの井戸を汚染し、河川に流入すれば飲料水や灌漑用水を汚濁しながら海へ流下する。海に入れば貝が、海藻が、魚が・・・。直接海に流れこむ汚染水もある。壊れた原発の地下に高濃度汚染水がある限りこのような状態が続きます。

 高濃度汚染水をこの区域から出さないようにしたいものです。
 鋼矢板で囲えないでしょうか。ただし私は設計に必要なデータは何も持っていません、しかし現場にいる土木技師なら必要なデータは全て入手できると思いますが如何ですか。
O敷地内計画平面図、地形図(原発、建屋、全てを表示)
O推定岩盤線、海岸防波堤外~沖も必要
O地下水計測用井戸(井戸別の流向・流速計の読み) 
 これ等のデータがあれば概略設計なら出来ると思いますが。
 鋼矢板は岩盤まで打ち込みたい、矢板のジョイントには止水剤を注入する。高濃度汚染水の後処理は敷地内の井戸からポンプアップ、除染、プールへ貯留または放流、現地下へ覆水となる。
如何でしょうか、矢板打工事自体が困難だとは想像出来ます。諸兄の、土木屋のご意見をお聞かせ下さい。

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【関連スレッド】
土木技術で原発の消火に協力を
http://jsce.jp/eq/node/18

東京電力における
http://jsce.jp/eq/node/35

劣悪な原発作業員の労働環境

トピックス: 意見交換
ユーザー 匿名投稿者 の写真

5月5日付けの朝日新聞によると、福島原発の作業員の方々は今でも、風呂もなく体育館で寝袋で睡眠とのこと。
まるで昭和30年代のニコヨンです。
このことはNHKでも大分前に報道されていましたがまだ改善されていないとはこの企業の体質なのでしょうか?
このこと自体人権問題かもしれませんし、土木にとっても問題です。
なぜならこの作業員の方々が土木の労務者に違いないと思われ、迷惑だからです。
土木では考えられない劣悪さだと思いますし、土木の方が管理されればこんなことにはならないと想像します。
直ちに改善を望むものです。(新聞の誤報を望むこともあるでしょうが・・・)

東日本大震災に関する東北支部学術合同調査委員会 第一次報告会 開催のお知らせ

トピックス: イベント情報
ユーザー 柳川博之 の写真

東日本大震災に関する東北支部学術合同調査委員会 第一次報告会 開催のお知らせです。

              記

「東日本大震災に関する東北支部学術合同調査委員会第一次報告会」

日 時: 平成23年4月28日(木) 13:00−17:30
場 所: 仙台国際センター 大ホール
    (〒980-0856 仙台市青葉区青葉山無番地 電話022-265-2211)
定 員: 1,000名 ・参加費は無料.どなたでも参加できます.
申込方法:E-mailまたはFAXで受付します.(※特定の申込用紙はございません)
      E-mail(jsce-th@luck.ocn.ne.jp)・FAX(022-222-8509)
     ・氏名,連絡先(勤務先・電話またはメールアドレス・所属学会等)
      を明記のうえ、お申込ください.
     ・定員に達しご参加いただけない場合に限り、ご連絡いたします。

詳しくは、開催案内(PDF 約155KB) をご覧ください。

第48回「論説」公開のお知らせ

トピックス: お知らせ
ユーザー 事務局 の写真

第48回論説(2011年5月版)を震災関連として前倒しで公開いたしましたのでお知らせいたします。

http://committees.jsce.or.jp/editorial/

〔第48回論説 (2011年5月版)〕

★文明を支える我々が今なすべきこと
首藤 伸夫(東北大学 名誉教授)

<土木学会論説について>
土木学会の社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、
国際社会における我国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、
あるいは公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに
取り上げ、それらに関する土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説』
として、広く社会に発信しているものです。

群馬高専の活動を紹介します

トピックス: 震災情報
ユーザー 森田哲夫(群馬工業高等専門学校 環境都市工学科) の写真

群馬高専では、福島高専への救援物資輸送、福島・茨城・銚子の津波被害調査、利根川の放射線量調査など、様々な活動を行い4月8日(金)に速報会を開催しました。報告書を公開しましたのでご覧ください。群馬高専ホームページ:http://www.gunma-ct.ac.jp/

海岸防災林に関わる技術者・研究者への要望を求めています

トピックス: 質問 意見交換
| タグ: 防潮林
ユーザー 萩野裕章(独立行政法人 森林総合研究所) の写真

私の勤務先は独立行政法人森林総合研究です。
所属する研究室では、これまで海岸防災林の防風や飛砂抑止等の機能評価、本数密度調整などの管理技術、
加えて津波に対する抵抗力の実験的な評価も実施してきました。

そこで土木に関わるみなさまに、ご要望やご意見を伺いたく投稿します。
具体的には、東北太平洋岸にもクロマツを中心とする海岸防災林が存在し、今回の津波の勢力を減衰させた場合もあれば、
根こそぎ流され流木となって被害を大きくした可能性もあります。

・海岸の砂丘地にある海岸林に対して今後求める、要望されるデータは何でしょうか?
・流木化して大きく失われた海岸林地帯には、被災前と同じ規模(林帯幅や樹高・密度)の海岸林の再生が適切でしょうか?

私自身は日本海岸林学会という比較的新しく小さな学会の広報委員も担当し、
学会内で今回の津波災害に関して
私どもが調査して公表すべき成果は何であるかを議論している最中です。
個人的なご意見お考えで構いません。
海岸林を対象にする技術者・研究者に要望されることをお知らせいただけると、
私どもの仕事もより被災地の再建に貢献できると思っています。
また連携・協力できることがあれば幸いです。

以上よろしくお願いします。

東北地整職員の獅子奮迅が伝わってきます

トピックス: 話題
ユーザー 森 靖之 の写真

「道路啓開・国土交通省の戦い」と題して、文芸春秋5月号(P141~148)に
東日本大震災に遭遇した徳山東北地整局長のリーダーシップと、
地整職員、建設業社員の獅子奮迅の活動が感動的にレポート
されているのを見つけました。
御一読を。

地盤・海抜情報について

トピックス: 質問
| タグ: 防災
ユーザー 匿名投稿者 の写真

和歌山県在住です。地震発生確率が高い地域ですが、防災情報がありません。県市町の防災センター等に問い合わせても、危機意識が非常に低く何の情報も無いようです。各地の海抜さえも分からないと言われました。現ハザードマップは余りも楽観的で地元民は懐疑的です。なお、インターネットに大まかな(揺れやすさの)地盤地図がありますが、地名等が無い為役に立ちません。自治体で情報を共有したいので、地盤・詳細な海抜情報の捜し方・問い合わせ先等を教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いします。

東北地方太平洋沖地震被害報告(速報)福島県須賀川市・郡山市

トピックス: 震災情報
ユーザー 齊藤正人(埼玉大学) の写真

埼玉大学の齊藤です。
4月7日(木)福島県須賀川市と郡山市の被害調査を行いましたのでご報告します。
内陸部での液状化被害、RC造建物の甚大な被害がありました。
4月6日(水)に栃木県矢板市、宇都宮市一部を調査しております。これについては後日ご報告する予定です(こちらが調査第1報)。

構造物への入力等に関する評価は下記のURLにUPしております。
http://www.saitama-u.ac.jp/saity/index.html

東京電力における

トピックス: 意見交換
ユーザー 匿名投稿者 の写真

今回の高濃度汚染水の流出対策について、疑問を持っています。
普通の土木技術者であれば、こういう場合は先ず薬注、それも確実なのはウレタン系、
手配がつかないならば水ガラス系と考えるでしょう。同時に遮水鋼矢板も頭に浮かぶでしょう。
流出経路がわからなくても、とりあえず海との間にカーテンウォールを形成すれば良い。
そう考えるはずです。CJGやJSGはリターン水の汚染があるので排除するにしても。
それが、一番に出てこない。内部へのコンクリート打設や吸水ポリマーなどという馬鹿げた索が
優先されてしまう。この状況に苛立ちを感じざるを得ません。
東京電力には優秀な土木技術者が数多くいます。
彼らの力が有効に活用されていないと思わざるを得ません。
原子力発電所は一つのプラントです。プラントはその最終目的物の原子力技術だけで構成されているわけでわありません。
様々な周辺技術の集大成によって構築されています。
土木技術もその一つであり、対策において活用されていくべきものだと思います。
東京電力の土木技術者に置かれましては、有事において積極的に対処いただきますよう希望いたします。
社内的にその声が通らないようであれば、土木学会としてもその支援を行うべきと考えます。

他に、今回の震災では沿岸部の下水処理場が壊滅的被害を受けています。
福島第一原子力発電所周辺の処理場については、十分な情報もありません。
復旧の優先順序付けとしても東京電力には早いうちに長期的見通しを提示してもらいたいと思います。

現場で大変な思いをして作業されている東京電力社員の方々や協力会社の社員の方々には
心から感謝し、その行為について塚く尊敬の念をいだいております。
ただし、東京電力という組織においてリスクガバナンスが有効に機能しているのか、
今回の事象では深く憂慮されます。

下水処理場の被災状況については、

http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF&msa=0&msid=201802698428976595543.0...
http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_110311.html
を、御覧ください。

東日本大震災/緊急地震被害報告会(地震工学委員会他)のお知らせ

トピックス: イベント情報
ユーザー 事務局 の写真

 東日本大震災緊急調査団の内、地震工学委員会を中心とする調査団(協力:地盤工学会)、及び津波調査(東北大学)の報告会を下記により行いますのでご案内いたします。

1.日時: 2011年4月11日(月)13:00-18:30 (受付開始:12:30)

2.場所: 東京大学 生産技術研究所 コンベンションホール
(東京都目黒区駒場4-6-1,東京大学駒場リサーチIIキャンパス内) 
http://wwwsoc.nii.ac.jp/scdj/access.html

3.定員: 250名
※満員の際には入場できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※注記:当日配布資料はありません。速報資料は終了後、当サイトにて公開します。

4.参加方法: 参加費無料 事前申込みは不要です。当日会場へ直接お越し下さい。

5. プログラムその他詳細はWEBサイトをご参照下さい。
http://committees.jsce.or.jp/report/node/38

6. 問合せ先:土木学会 研究事業課 尾崎史治(TEL 03-3355-3559)

東日本大震災/震災調査速報会のお知らせ

トピックス: イベント情報
| タグ: 東日本大震災
ユーザー 事務局 の写真

土木学会東日本大震災特別委員会の企画のもと、地震発生からこれまでの間に学会として派遣された調査団(震災特別委員会第一次総合調査団、海岸工学委員会・海洋開発委員会津波痕跡調査第一期調査団、コンクリート委員会・構造工学委員会調査団、地震工学委員会・地盤工学会東北関東大震災被害調査団、土木学会関東支部)およびその他関連委員会による調査活動の4月8日時点での結果を総合し、公開で速報します。

日時:2011年4月8日(金)13:00~16:45
場所:土木学会 講堂  (東京都新宿区四谷1丁目 外濠公園内)
参加方法: 参加費無料 事前申込みは不要です。当日会場へ直接お越し下さい。

※満員の際には入場できない場合がございますことをご承知おき下さい。
  開館内に講堂内の中継を閲覧できるスペースを設けますが、満員の際はご容赦ください。
注記:当日配布資料はありません。速報資料は終了後、当サイトにて公開します。

詳細はWEBサイトをご参照下さい。
http://committees.jsce.or.jp/report/node/37

玄界島復興から

トピックス: 意見交換
| タグ: 水城 減災 防災
ユーザー 山口憲二 の写真

私は建築系の都市計画・まちづくりコンサルタントです。
2005年、福岡県西方沖地震で集落斜面が崩壊した玄界島の復興計画が決まったのは、
背山を含めた地盤の安全性について、土木的レベルでの判断と対策の決定が前提でした。
玄界島復興事業の現場での経験から、
今は、まず、土木スケールでのアイデアが求められると考えます。
が、
あまりにドラスティックなアイデアは、結局、出来ません。
残った町の部分やシステムを活かし、自力+支援再建を可能とし、
今はガレキの下になっている土地権利の移動(買収など)は必要最小限にして…
風景/風土をまもり・つくり、人を信じ(ヒューマン・コントロール)、
まちづくりレベルにつながるひとつのアイデアとして…
太宰府・大野城市[水城]が、陸側での防災/減災の備えのイメージです。
避難距離・時間を考えて、必要なら数本。三陸のV字谷をつなぐ形で。
「命の城、慰霊の丘」
土木系の方々の勇気あるアイデアが必要です。

いわき市内被災報告

トピックス: 震災情報
ユーザー 福島高専 齊藤充弘 の写真

 こんにちは。

 現在は,原発事故の影響の大きさに悩まされておりますいわきより,被災状況(震災直後編)の報告です。

http://www.fukushima-nct.ac.jp/civil/htdocs/index.php?action=pages_view_...

 今後も,随時更新していきたいと考えておりますので,情報交換することができればと思います。

 よろしくお願いいたします。

災害復旧工事について

トピックス: 質問
ユーザー 稲冨 の写真

初めまして。
知人から災害復旧工事のお仕事があると聞いて問い合わせているんですが、
どうゆう仕事があるのですか?
少しで被災地の方の役に立ちたいのでよろしければお教え下さい。
力になれるようでしたら全力で頑張りたいと思います!

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