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日本工学会 技術倫理協議会第19回公開シンポジウム

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■テーマ:<新時代に生きる技術者としての科学技術に関する倫理・法・社会的課題(ELSI)を考える>
■主 催:公益社団法人日本工学会 技術倫理協議会
■日 時:2023年 12月 4日(月)13:00~17:15
■形 式:オンライン(Zoomウェビナー)
■参加費等:無料
■詳細・参加申し込み方法:
■日本工学会Webページ(https://www.jfes.or.jp/)のトップ頁から参加申込をお願い致します。

■開催趣旨:
 20世紀後半に、米国で「ヒトゲノム計画」が開始された時に、科学技術文明への懐疑を背景に、新しい科学技術がもたらす利益だけでなく、それによるリスクも同時に検討するプログラムが考えられた。その考え方は、倫理・法・社会的課題(ELSI: Ethical, Legal and Social Issues)と呼ばれて世界中に広まり、様々な新技術を研究開発し、社会に導入する場合には、ELSIを検討する事が必須とされるようになっている。しかしながら、AI(人工知能)を例に考えれば分かるように、技術の社会的な影響を、それが成立する前に予測することは簡単なことではなく、しかも、一旦、普及したサービス・システム等をコントロールすることは非常に困難である。また、ELSIは、その性質上、技術開発プロセスに、条件によってはブレーキをかける可能性を持つ。そのため、ELSIを実践するためには、技術開発を推進するコミュニティだけでなく、倫理・哲学などの人文社会系のコミュニティや、政策プロセスに責任を持つコミュニティの協働が上手く機能する事が最も大切な条件となる。
本シンポジウムにおいては、上記の背景を元に、ELSIの理念と、それを実践するための課題、現場の技術者への技術倫理教育の方法等を議論し、新しい時代の技術者が身につける教養としてのELSIを考える。

■プログラム:
(1)開会挨拶:13:00~
  吉開 範章  技術倫理協議会議長
(2)講演 13:05~15:05
  ・講演1: ELSIの歴史と動向   小山田 和仁(科学技術振興機構(JST))
  ・講演2: AI倫理とELSI    美馬 正司(日立コンサルティング、慶応義塾大学 政策・メディア研究科 特任教授)
  ・講演3: 法制度的課題の実際   松尾 剛行(弁護士)
  ・講演4: 教育データ利活用EdTechに関するELSI 加納 圭(滋賀大学)

(休憩:15:05~15:15)

(3)報告およびパネル討論(15:15~17:15)
  ・【報告】倫理事例集の作成 &活用について 森下壮一郎(技術倫理協議会 委員)
  ・ 講演者によるパネル討論
    パネリスト:小山田 和仁、美馬 正司、松尾 剛行、加納 圭、森下 壮一郎
    コーディネーター:札野 順(早稲田大学)

■問合せ先:(公社)日本工学会事務局 E-mail:eng@jfes.or.jp

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