丸の内シャトル 乗ってみませんか?

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ユーザー 宮田 卓 の写真

東京の大手町・丸の内・有楽町地区で,平成15年8月22日から無料巡回バスの運行が始まりました。
このバスは,地元の企業や地権者で構成する「大手町・丸の内・有楽町地区シャトルバス運営委員会」が実施主体となり,日の丸自動車興業に委託して低公害の電気バスを無料で運行しているものです。
バスは,東京電力と日の丸自動車興業が共同で開発した「タービンEVバス」と呼ばれるもので,電気とマイクロガスタービンを組み合わせたハイブリッド方式の新しいバスです。車両はニュージーランド製です。

参考:無料巡回電気バス 「丸の内シャトル」(日の丸自動車興業)

コメント

ユーザー seki の写真

 別に東京都交通局の人間ではないのですが、電気バスの話題から、ふと燃料電池バスのパイロット事業の話を思い出したので調べてみました。

 連想した発端の記事を探したところ、平成14年9月27日付けで国土交通省が発表した「燃料電池バスを利用した実証試験が開始されます −燃料電池バスに初の国土交通大臣認定−  」という記事でした。ヤフーなどの検索エンジンで調べると国交省のサイトに掲載された発表記事が見つかると思います。
 記事では、「道路運送車両の保安基準第56条第4項に基づく試験自動車として国土交通大臣認定を行い、これにより燃料電池バスの公道走行が可能となった」ということ、この時4台が許可を取得したこと、また、この車両を使って「東京都が公道走行試験を実施し、一般へ燃料電池バスの有益性等の周知に努める」することが書かれていました。

 これに基づき、東京都のパイロット事業の状況をフォローしたところ、面白いことがわかりました。

 この燃料電池バスの営業運行がいよいよ明日から(平成15年の8月28日(木))始まることがわかりました。
 内容の詳細は、東京都交通局のHP(http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/index.html)よりHP内の検索エンジンで「燃料電池バス」を検索していただければ、記事がでてまいります。

 運行ルートは、東16系統(東京駅八重洲口〜東京ビックサイト・東京テレポート駅)または海01系統(門前仲町〜東京テレポート駅)のどちらかで運行するそうです。運行は、どちらか1路線で、決定は原則3日前、年末年始を除く毎日運行を予定しているが点検、イベントなどで走行しない日もあるようです。
 
 どちらにしても、1台しかない車両を運行するわけですから、燃料電池バスに出会うのは、至難の業かもしれませんね。

 因みに、8/28の開業初日は、東16系統で運行する予定とのこです。ただし、この記事の午前7時22分、深川車庫発が正しいのかどうか、出発式は別の時間なのかは読み切れませんでした。興味のある方は、問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

 宮田さんの記事の電気バスと燃料電池バスが東京駅を挟んだ所で見る機会ができたことだけでも、新しい時代の始まりを感じさせます。