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現状土CBRは、不撹乱した試料を用いてCBR試験を行います。
一方、変状土CBRは、撹乱した試料を突き固めてCBR試験を行います。

一般的には、変状土CBR試験が多いです。
理由の一つとして、不撹乱の試料を採取することが困難であるためです。
CBR試験の試料採取を行う際には、計画道路高から1~1.5mの深さの試験試料を採取する必要があります。
このため、不撹乱試料を採取しようと思ったら、広い範囲を掘削して試料を採取する必要があります。
また、砂質土は乱れやすく不撹乱試料を採取することが非常に困難です。

このため、現状土CBR試験の適用範囲としては、
・粘性土である。
・試料採取のために、広い範囲を掘削することが可能である。
等の条件が必須となります。

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