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研究討論会「震災後の土木広報戦略~地域社会と共築する幸せづくりへ~」

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社会コミュニケーション委員会では、9/5~9/7に名古屋大学で開催される平成24年度土木学会全国大会( http://www.jsce.or.jp/taikai2012/ )におきまして、「震災後の土木広報戦略~地域社会と共築する幸せづくりへ~」と題した研究討論会を、下記の通り開催致します。
 入場無料となっておりますので、ご関心のある方は、この機会に是非ご参加くださいますよう、お願い致します。

題目:「震災後の土木広報戦略~地域社会と共築する幸せづくりへ~」
日時: 9月5日(水) 16:15-18:15
場所: 名古屋大学 東山キャンパス  全学教育棟本館3階 C35(会場名:Ⅶ-1)
    http://www.jsce.or.jp/taikai2012/guidance.html#campus
参加費: 無料(会場に直接お越しください)

<座長>
山崎 隆司 社会コミュニケーション委員会委員長

<話題提供者>
大橋 幸子 国土交通省 国土技術政策総合研究所
緒方 英樹 社会コミュニケーション委員会幹事長
小松  淳 日本工営㈱情報基盤センター(Web部会長)
高橋  薫 土木学会100周年戦略会議委員
中野 朱美 (財)日本ダム協会

<概要>

従来の「知らせる」一方的な広報では、住民と地域社会の向上に寄与することについてはあまり触れられてこなかった。また、広報の主体と居場所が中央や行政といった枠組みの中にとどまる場面が多く、土木の役割が利用者側で論じられるという認識や方向性が見えない。
しかし、これまで標語のように飛び交っていた「安全・安心」は、3.11以降、まさに土木と社会が共有する願いである。被災者からも聞こえた「普通の暮らし」を支え続ける土木の役割を社会全体の価値とする意味において、1つの大きなエポックととらえたい。
「日々の暮らしを支え、命と財産を守る社会資本整備の役割と価値」。言葉や理念で届かなかったこのフレーズが、わがこととして住民に捉えられる機会でもある。安全・安心な「ふつうの暮らし」を支えて経済・文化の発展に尽くす土木の役割は、東日本大震災後、さらに「みんなで一緒に生きている社会をよくしていこう」という切実な願いを実現化していく方向性にある。土木の究極の目標であり原点は、モノをつくったり、サービスの提供だけではなくて、人間の幸せづくり(安全・安心な社会づくり)にある。他の人の幸せづくりに尽くすという利他行に通底する土木の原点を認識した上で、社会や住民と共有して信頼関係を築き、健全で良好な社会づくりに貢献することが、これからの土木広報にとって肝要となるだろう。
そのためには、住民や若年層に対する土木リテラシーの促進がより必要となろう。「市民」とは、ルソーいわく「公共の事項に関心を持つもの」とする。住民が社会のことを考え、参加・行動する「公民」として生きるためのリテラシー(素養)促進こそ新たな土木広報の道筋にあると考える。たとえば、土木に価値を見いだせない人たちとのコミュニケーションを重要視するためにも、地域に身近な題材やテーマで、社会や住民の理解・信頼を促していきたい。
本テーマは土木学会100周年に向け、2011研究討論会「土木の広報戦略~「知らせる」から共築へ」を踏まえてさらに議論を重ねていきたいと考えている。

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