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「グラウンドアンカー設計・施工基準,同解説」((社)地盤工学会,H12.3)p92によると、

「また、永久アンカーは基本的には再緊張が必要なためコンクリートで被覆すると再緊張できなくなる。そのため、アンカー頭部全体を直接コンクリートで被覆する工法は、基本的には採用しないものとする。」

とあります。この”しないものとする”という表現は、同じくp32を見ると、強調程度が最も強い”強い表現”に分類されますので、コンクリート全巻きはするべきではないと思います。
今は、仮設の腹起しや再緊張が不要な案として、

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H鋼建込み→矢板設置→前面コンクリート(アンカー受圧版として鉄筋構造。H鋼に溶接)設置
  →背面盛土→アンカー下段打設→背面盛土→アンカー上段打設→最終背面盛土

(H鋼は永久として設計。溶接するためにSM材使用。各盛土段階毎の土圧算定し、もつように設計アンカー力算定)
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を考えています。腹起しを設置しない問題点としては、以下の点かな。

”前面コンクリートを、”アンカー受圧版の現場打ち連続版”として配筋設計してしまうと、
 アンカー力が、受圧版の仮想梁である2方向(縦・横)に分担されてしまう。となれば山留め アンカーの設計モデルである、”腹起しでのアンカー力1点支持”が成り立たない???”

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