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インターチエンジのランプ部では片こう配で8%〜10%位の場所打床版の経験を記述します。
1.スランプは8cmが限度です。
2.事前に、上鉄筋より下へラス網でコンクリートの堰どめ。(鉄筋より出ては不可)
  設置間隔は1,0m程度。(埋め込みとなり微細クラックの防止にもなる。)
3.打ち込み流しは、標高の低い方から高い方向へ打ち込み、橋長方向の幅は4m前後。
4.打設厚さの一回目は、上筋付近で止め順次標高の高い方へ打ち込む。(下段打ち)出  来れば、一度に規定高さまで打ち込むのがよい。上下の打ち継ぎなし)
5.その後、二回目として、標高の低い方から上筋を含めた厚さ部分を打ち込む。
1)(厚さが薄いため形状の違うバイブレーターを用意するのが良い。(上段打ち)
2)(必ず下段コンクリート部にバイブレーターを挿入のこと)
3)二回打ち込み時には、コンクリートの流れ防止のため、木製桟木で作成した流下防止  治具を転用して使う。木製の治具は、縦4m横2mを3〜4基作成(橋長方向4m、  治具の流下止の中桟間隔は50cm程度(横断面方向)でよい。治具の止め方は、治  具の下方に突起物をつける(流下圧に耐えるため)
6.先ず治具内を粗均し、治具を撤去、治具の凹部を埋め、1回目の仕上げとする。
7.治具の基数は、状況(打ち込み速度、気温、その他)により決める。
8.事前に試験打ち(ヤードで同じ床版条件、鉄筋、こう配など)を行い、床版を切断試  験片を採取、断面状況(特に打ち継ぎ状況)の検査、窄孔コンクリート試験体の採取  と各種試験等を行い、品質確保の為の作業標準(要領)として床版コンクリート打込  作業要領に組み入れる。
9.事前に技術者、経験者を含め、周知徹底(事前打ち合わせ、周知会、勉強会)する。
10.現場の監理技術者として、あくまで他人の依存はダメ、自ら問題提起、PDCA(プラ   ン、実施、チェック、アクション)の輪を、作業所員、職長、作業員一体になって取  り組む事が技術者の責務であり、又これを広く水平展開し、全体のレベルアップに貢  献することが最重要である。(一人の経験としての保持は不可、技術の伝承はなし)

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