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温度ひびわれではだけでは、技術者として納得できない。
マスコンコンのため、計画照査段階で以下の検討などを行う必要がある。

私が検討し、施工した物件で参考になればと存じます。(設計段階の検討は不足)
受注者側で再照査が義務付けとなっていた。(特記仕様書に明記)

実施した手法では、【制御の幅】と【ひび割れ指数】で管理を行う。内部のクラックも制御可能である。是非事例を参考にして取り組み、今後の技術者の答えとして頂きたい。
最近の応札時の技術提案の取り組み課題にも上がっている。

事例(報告書の要約版の一部)

1.目的
 AAA道路橋りょうにおいて、特記仕様書第二章7項コンクリート及び第三章工事1項(4)剛結部マスコンクリートは施工法を十分検討し、「検討委員会」審議結果に基ずくひび割れ解析を行い、結果を報告する。
2.要求性能
 構造物の耐久性確保の為、ひび割れ制御及び鋼コンクリートの施工性の確保を行う。
 ひび割れ制御目標値、施工性能(充填性の確保)
●ひび割れ指数1.25以上(確率50%相当)自己充填性を確保
●ひび割れ幅 0.2以下以下

                                       
温度ひび割れの制御水準とひび割れ指数の目安
土木学会[2007制定]コンクリート標準仕様書[設計編]
温度ひび割れの制御水準、ひび割れ指数ひび割れ発生確率
ひび割れを防止したい場合1.75以上5%以下
ひび割れの発生をできるだけ制限したい場合1.45以上25%以下
ひび割れの発生を許容するが,ひび割れ幅が過大とならないように制限したい場合1.0以上85%以下
ひび割れ幅の限界値
土木学会[2007制定]コンクリート標準仕様書[設計編] 鋼材の腐食「一般環境」

       
3.施工条件

       
4.照査解析
1)解析手法(日本コンクリート工学会マスコンクリート温度応力研究委員会)
●解析プログラム(JCMAC1 Ver.1.17)
2)解析の結果
3)評価

5.ひび割れ制御の1
●STEP-1として、低熱セメント入り配合1案、リフト割、打設間隔条件を設定し解析を行う。●STEP-2で、膨張材入り配合の解析を行う。

6.まとめ
1)打設リフト割高さは、1.5m、0.5m、1.9mとする。
2)低熱ホ゜ルトラント゛セメントを使用した配合案を修正(セメント378?/㎥、膨張材20?/㎥)配合とする。(混入量は試験による)
3)分割施工は、打設間隔を、下段打設後、3日以上明け、6日間とする。
4)膨張材入りコンクリート(配合案修正)を打設する。
●ひび割れ指数 1.25以上(確率50%相当)、ひび割れ幅0.2?以下を達成。

7.ひび割れ幅照査のための鉄筋比詳細チェック
  配力筋を割増し設置する。

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