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砂質土の内部摩擦角

 道路橋示方書の参考式による場合,1m毎に補正N値,N1を求め,
内部摩擦角を算出し,平均内部摩擦角と標準偏差を求め,標準偏差
を考慮して採用内部摩擦角を求めると言うやり方をしている場合が
あります.参考式で,上載荷重を「標準貫入試験を実施した時点
(注:原文のまま)の値」としていますので,これに忠実に従えば
この方法が妥当でしょう.ただし,この場合,深度が深くなると同
じN値でも,深度が増すに従って内部摩擦角が小さくなると言うこ
とが起きます.
 また,上載荷重が小さい場合は,旧道路橋示方書の式の方が大き
くなりますが,5m程度以上の上載荷重があれば参考式の方が安全側
(小さな内部摩擦角)になります.
 これは私の考えですが,このようなことを考慮すると,土相,N
値などを考慮して同一の層を設定し,その中間点で上載荷重を考慮
した式で,その層の内部摩擦角を決定するという方法がいいのかな
と思います.

>>砂礫層では補正をすることに意味があるのかとの疑問も感じます.
 
 礫当たりについての補正は必要でしょう.後は,礫と基質との割
合,基質の締まり具合などを考慮し根拠を明確にして,土木技術者
として採用するN値を判断するしかないような気がします.

>>参考になる文献・資料等があればご教示願えればと思います。

 私の知る範囲ではないようです.私も知りたいです.

【 END 】

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