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 阪本さんのご指摘されていたように,この問題の原因特定は難しいです。
私も,火山灰質粘性土の六価クロムの問題を扱っておりました。
正直,原因についてはわかりませんでした。すごく複雑で内部で化学反応が
天秤の釣り合いのように働いているのではと考えています。
一概に定式化や化学式は立てられないのではと思います。
参考までに釣り合いとは,セメントの水和反応,粘土鉱物の表面電荷等だと考えます。
釣り合いの崩れたところが,六価クロムの溶出につながると考えています。
 ただし対策としては阪本さんのおっしゃっておられたように高炉セメントB種を
使うことによって火山灰質粘性土以外はある程度,対応が可能かと思います。
あくまでも私の経験ですが・・・
 またセメントと石灰の違いなのですが,焼成温度が違うためにセメントのほうに
六価クロムが生成してしまうといった理由も言われています。
 三価クロム(通称クロム)は自然界に当たり前のように存在しています。
三価クロムの存在しない材料を用いてセメントを作ることは不可能ですし,
焼成温度を下げることもできません。
そこでセメント協会は20mg/kg以下という基準を出し規制しています。
 
  

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