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鉄筋を結束する目的は、コンクリートを打設し硬化するまでの間に所定のかぶりや鉄筋間隔すなわち鉄筋位置が変化しないためであります。したがって、場合場合においてその目的に合う拘束頻度および結束線の本数とか太さとかを採用しなければなりません。
 一般的には一箇所おきにちどりで行っているのが多いですが、組み立てられた鉄筋を何かで叩いてみるか足で蹴ってみて、鉄筋がガタガタと音がするようであれば、結束が弱いと考えられます。結束線が切れて鉄筋が崩れるようであれば問題外、鉄筋組み立てとは言えないと思います。
 発注者側の指導については、鉄筋結束のそういう目的、意味が考慮されているかどうかだと思います。技術者としては、最高の品質の社会資本を効率良く後世に残さなければなりません。その意味でより安全を考えることと効率性(経済性)を考慮することとがトレードオフになり、どのへんで折り合うかは経験に依るところが多いと思います。
 結束線のことで、品質上で大きな問題は、かぶり部に結束線を入れないことです。必ず結束でクルクル巻いたところから外側の結束線端部はかぶり部の反対側(コンクリート断面の内側)に折り曲げて置くことが重要です。コンクリートは表面から一定の部分は必ず中性化する運命にあります。コンクリートは通常Ph13程度を示しますが鉄はPh11で腐食し始めることがわかっています。Ph11はまだ中性化していないアルカリ部ですが、中性化した境界(フェノールフタレインで赤色変化境界)から20〜25mm離れた個所がPh11と言われています。鉄筋工に結束線を折り入れておくように指導監督することがたいへん重要です。チョットしたことですがコンクリート構造物の耐久性のカギのひとつであると思います。土木構造物を100年持たせることが土木技術者に課せられている責務です。(以上)

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