自然エネルギー×地域経済シンポジウム 「自然エネルギーで地域は元気になる」

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再生可能エネルギー100%社会づくりを目指し、以下の公開シンポジウムが、千葉商科大学で開催されます。 奮ってご参加を!

    自然エネルギー×地域経済シンポジウム   「自然エネルギーで地域は元気になる」

日時: 2019年2月14日(木) 13:00~17:30(12:30開場)
場所: 千葉商科大学 7号館702教室
     (市川キャンパス 千葉県市川市国府台1-3-1)     
     http://www.cuc.ac.jp/

プログラム                               
•開会挨拶「自然エネルギー100%をめざす千葉商科大学」
  原科幸彦(千葉商科大学学長)
  学生団体SONE (Student Organization for Natural Energy)

•第1部
パネル討論「自然エネルギーが拓く分散型エネルギービジネスの時代」
  飯田哲也(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)
  吉原毅(城南信用金庫顧問)
  原科幸彦
  平田仁子(気候ネット理事、千葉商科大学政策情報学部非常勤講師)

•第2部:
特別セミナー「地域を元気にするドイツの分散型エネルギービジネス」
• 「地域エネルギー事業の地域経済効果~地域新電力の取組み」     ラウパッハ・スミヤ ヨーク(立命館大学教授)
• 「太陽光発電が地域に受け入れられるための工夫」     板垣勝彦(横浜国立大学大学院社会科学研究院准教授)
• 「地域エネルギー事業でエネルギー転換と地域発展を推進する~独ソーラーコンプレックス社の取組み~」    ベネ・ミュラー(ソーラーコンプレックス社代表取締役)

司会: 田中信一郎(一般社団法人 地域政策デザインオフィス 代表理事)
通訳・解説: 滝川薫(環境ジャーナリスト)

【登壇者 プロフィール】
原科幸彦
  千葉商科大学学長、東京工業大学名誉教授、工学博士。 東京工業大学大学院総合理工学研究科教授、千葉商科大学政策情報学部長等を経て、2017年より現職。環境アセスメント、社会工学、環境計画・政策、参加と合意形成を専門とし、2007年から2010年まで国際影響評価学会(IAIA)理事・会長職を務めた。主な著書に『環境計画・政策研究の展開』(岩波書店)、『環境アセスメントとは何か』(岩波新書)。

飯田哲也
  1959年、山口県生まれ。京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。 東京大学先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。 原子力産業や原子力安全規制などに従事後、「原子力ムラ」を脱出して北欧での研究活動や非営利活動を経てISEPを設立し現職。自然エネルギー政策では国内外で第一人者として知られ、先進的かつ現実的な政策提言と積極的な活動や発言により、日本政府や東京都等地方自治体のエネルギー政策に大きな影響力を与えている。

吉原毅
  城南信用金庫相談役。学校法人千葉学園理事。 1977年に城南信用金庫に入職、2010年から15年まで同金庫理事長を務めた。東日本大震災を契機に原発に依存しない経済社会をめざして、小泉純一郎元首相、細川護熙元首相らとともに「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」を結成し、会長を務める。主な著書に『世界の常識は日本の非常識自然エネは儲かる!』(講談社+α新書)。

平田仁子
  出版社勤務後、1996年より米国環境NGO「Climate Institute」に所属。1998年より気候ネットワークに参加し、2007年から2013年まで東京事務所長をつとめ、以後、理事。NGOの立場から、国内外の地球温暖化に関する政策の研究・提言・情報発信などを行う。著書に『原発も温暖化もない未来を創る』(編著、コモンズ、2012)、『新版 よくわかる地球温暖化問題』(共著、中央法規出版、2009)ほか。国際ネットワーク「Climate Action Network International」理事、東京都環境審議会委員などを歴任。市民がつくる政策調査会理事。千葉商科大学非常勤講師。聖心女子大学卒、早稲田大学大学院社会科学研究科修了(学術修士・2015)。

板垣勝彦
  1981年、福島県生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了。博士(法学)。2013年より現職。市場経済に対する行政活動の法的コントロールのあり方を中心に研究している。著書に、『保障行政の法理論』(弘文堂)、『住宅市場と行政法』(第一法規)が、本シンポジウムに関連する業績としては、「ソーラーパネル条例の課題」(横浜法学27巻1号)がある。

ラウパッハ・スミヤ ヨーク
  立命館大学経営学部教授、一般社団法人日本シュタットベルケネットワーク代表理事。ドイツ出身。外資系産業機械メーカ役員、滋賀県に本社を置くNECショット株式会社代表取締役社長等を経て、2013年から現職。2017年に創設された日本シュタットベルケネットワークにて代表理事を務める。自然エネルギーと地域エネルギービジネスについて研究。

ベネ・ミュラー
  ソーラーコンプレックス株式会社代表取締役。ドイツ出身・在住。アーティストとして、自然科学、認知哲学、アートを横断する創作活動を行う。2000年、南部ドイツ・ボーデン湖地方にて同社を創設。地域住民や中小企業から、これまで1.5億€(約200億円)の資金を集め、自然エネルギーに投資。40人を雇用し、毎年黒字を達成している。

滝川薫
  環境ジャーナリスト。千葉県出身、スイス在住。住宅・産業建築の庭園・緑化の設計・施工・管理指導に携わるかたわら、欧州の環境エネルギー、有機農業、持続可能な地域づくりを日本に紹介する活動を展開している。主な共著書に『進化するエネルギービジネス~100%再生可能へ! ポストFIT時代のドイツ』(新農林社)『100%再生可能へ! ドイツの市民エネルギー企業』(学芸出版社)等がある。

共同主催: 千葉商科大学/一般社団法人日本シュタットベルケネットワーク/公益社団法人 日本不動産学会